連休最終日。友人が勤めている千葉のギャラリー「らふと」
に行く。
前回訪れてから4年が経ってしまった。
今回の展示は『秋迎えの喜び』と題した織物と器の展示。
毛織物の作家さんは、私の母校の出身らしい。ひとつひとつ手織りで糸から染めているそうだ。触ってみるとすごく軽い。肩がこらなそうでいいなあと思い値段を見たと同時に「そりゃ手間がかかってますものなあ」というあたり障りのない言葉をもらす。
お茶を出してくれたので、ちょいと腰をかけてのんびり話す。

時折、ギャラリーの中に風が入ってきて気持ちがいい。ギャラリーは、主に住宅を設計している建築家の福原正芳さんという方が設計しているらしい。外壁は土壁で淡路の土を使っているんだそうだ。
手仕事のぬくもりを肌で感じながらワークショップで染めた布もみせてもらう。ギャラリーの庭で育てている藍で染めた布がとてもきれいな青で胸を突かれる。
ピンク色の布は、桜らしい。桜の花びらではなく葉や木の枝を煮出しているのにピンク色になるらしい。おどろき。
話ながら糸を紡いでみたけれどちっともうまくいかなくてダマだらけ。インドのおじさんたちはすごいなあ。
夜は、親子丼とみそ汁とにんじんのごま和えをつくる。
余ったみつばとどんぐりで遊んでいたら、幼い頃おなかがへって思わずどんぐり食べていたことを思い出した。食いしん坊万歳!